日本野鳥の会福岡 しぶろぐ

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「九州ブロック大会inやんばる」の報告

毎年、九州の各支部の持ちまわりで九州ブロック大会を実施しています。
今年はやんばる支部の担当でしたが、支部としてはほとんど活動していないとのことで丁重に断られました。そこで支部を元気付けるためにも、「こちらから押しかけよう」ということになり、長崎県支部のSGさんのご尽力で企画が実現しました。
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時期はアカハラダカの渡りにあわせて、9月12、13日となり、福岡支部からはAiさん、管理人Mさんと私の3名が参加しました。他の支部からは、筑豊支部5人、佐賀県支部2人、長崎県支部2人、熊本県支部1人の計13人。案内人はやんばる支部副支部長の久高さん、国頭村営の「やんばる学びの森」のインタープリターで、ノグチゲラを世に知らしめた張本人でもあります。
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12日、11:00那覇空港集合、挨拶もそこそこに北を目指しました。高速道路を控え気味に飛ばし、名護市で我部祖河(がぶそか)食堂で名物のソーキそばを食し、「やんばる学びの森」へ。
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自然を満喫してもらうための工夫満載のネーチャートレイルを体験。アカヒゲ、ノグチゲラのシルエットと大きな鳴声を楽しみました。とにかく、「なるほど」という取り組みに感心しました。また、ノイチゴやヤマモモの結実の時期がずれており、生態系にも影響が現れるのではないかと心配しているとの話がありました。沖縄にも気候変動の影響がじわじわ現れているようです。

シークワーサー味のかき氷でゆっくり汗を引っ込ませてから、楽しみのヤンバルクイナ観察へ。密集して生息しているという久高さんご推奨の北の地を目指しました。「この辺にいるんですよ!」と言った途端、足早に逃げ去る地味な姿を確認。「見た、見てしまった!」。意外と簡単に出会えたのも久高さんのお陰です。ゆっくり車を走らせると、「いた、いた」とNさん。「足が早い!」とMさん。「こっちにも」とOさん。
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大満足のうちに初日の観察を終了。イソヒヨドリの美しい声に迎えられレトロなホテル、いや旅籠へ到着。夕食は県魚グルクンの唐揚げなどたっぷり。デザートは今が旬で甘さたっぷりの筈のパイナップル。その後、再登場の久高さんから、美しい写真ととともにやんばるの森の生態系とその悲惨な現状、行政の許しがたい企み、学びの森設立などに関するプレゼンテーションがありました。「自然保護を金儲けの手段と考えている似非グリーンツーリズムが横行している」「珍鳥に目を奪われている探鳥家が多い」「後々の運営を考えた仕掛けとしっかりとした地元のコンセンサスが重要」などなど。「会員に珍鳥情報を欲しがる面々が多く、自然保護活動を忘れがちだ」との野鳥の会批判まで飛び出す辛口のレクチャーがありました。大変勉強になりました。

印象的だったのは、「簡単に情報を得ようと電話してくる連中がいる。簡単に情報を得るために野鳥の会に入っているようだ。野鳥の会は自然保護の団体であることを忘れてはならないのではないか」との指摘でした。また、野鳥の写真ファンについては、「アメリカではネーチャーフォトのツアーがあり、生態系などのレクチャーをしっかり受講してから撮影を許可している」との事例をお聞きしました。珍鳥を見ることよりも、地域の生態系をしっかり見つめることを推奨されました。オリオンビールや泡盛を飲むのを忘れるほど、話に夢中でした。

13日は朝6時旅籠を出発。嘉津宇岳でアカハラダカ観察。シーズンにはちょっと早かったため、10羽を確認しただけでしたが、
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頭のふわふわしたシロガシラ、
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頭の赤く無いズアカアオバト、本場もののリュウキュウサンショウクイなどの鳥たちを楽しみました。
もっと楽しかったのが、回りを飛び回る美しいチョウ。ツマベニチョウ、オオゴマダタ、アオタテハモドキ、
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ツマムラサキマダラ、
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リュウキュウムラサキなどなど。

10時に切り上げ、金武町の億首川河口へ移動。アマサギの群に迎えられました。
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良く見ると隣の水田にセイタカシギ2羽。稲の間にはリュウキュウヨシゴイ。飛び回るのはツメナガセキレイ。電線の上にはアミハラ。
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電柱の頂上にはオサハシブトガラス。
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満腹になりました。昼食を済ませて、更に1泊して観察をする筑豊支部、佐賀県支部の面々と別れて空港へ。
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最後の観察地は空港近くの満開のギンネムに囲まれた溜池。たくさんの大中小サギ、15羽のセイタカシギ(幼鳥1羽)、カワセミなどなどに出会いました。
久高さんに感謝を述べ、ターミナルへ。沖縄の仕上げはハンバーガーショップA&Wのドリンク。とにかく楽しい2日間でした。
久高さんには素晴らしい案内と厳しい指摘をしていただきました。心から感謝いたします。帰りたくなかった!!!

<確認した鳥>
メジロ50+、ヒヨドリ30+、アカヒゲ1(他に声1)、ノグチゲラ(声1),リュウキュウサンショウクイ8、ウグイス4、リュウキュウツバメ80+、コゲラ 2、ヤンバルクイナ8、ヤマガラ1、キセキレイ1、オサハシブトガラス50+、シロガシラ30+、リュウキュウキジバト10+、ズアカアオバト6、セッカ8、リュウキュウアカショウビン1、ダイサギ30+、クロサギ1、イソヒヨドリ15、ミサゴ1、アカハラダカ10、ハヤブサ1、エゾビタキ 1、スズメ10+、セイタカシギ17、タカブシギ 1、アマサギ30+、リュウキュウヨシゴイ3、バン6、ツメナガセキレイ3、イソシギ3、ハクセキレイ2、コサギ6、チュウサギ7、アオサギ11、カワセミ1、コチドリ6、トウネン2、ゴイサギ2、アミハラ5、カワラバト4 計43種

□支部長 小野 仁□
(写真提供:管理人M)

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