日本野鳥の会福岡 しぶろぐ

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ヘラサギとクロツラ 12.03.12

今年の冬も、3羽のヘラサギと6羽前後のクロツラヘラサギが、津屋崎干潟を中心とする一帯で冬を越しています。
近縁種として、一緒に行動することが多いこの両種ですが、観察してるといろんなドラマが…

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クロツラヘラサギの相互羽繕い。
そろそろ繁殖期に入るこの時期、求愛の意味もある行動だそうですが。。。

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まだ早朝の薄暗い時間に、ヘラサギとクロツラヘラサギが異種間で相互羽繕い。
かなり長い時間、こうして仲睦まじく過ごしていました。
実はこの両種、一世代限定ながらハイブリッドの報告も結構あるとのこと。
(人づてですが、韓国の研究者の方のお話だそうです)

かと思えば、こんな事件も…
120225june04.jpg
農耕地で仲良く昼寝している写真を撮ろうと、シャッターを切った瞬間
一羽のクロツラが何を思ったか、隣に寝ていたヘラサギ若鳥を突然攻撃!
噛み付かれたヘラサギの、びっくりした顔が写ってしまいました(笑)

120225june05.jpg
なにが起きたか把握できず、大あくびのヘラサギ(一番左)と
追い払ってドヤ顔のクロツラヘラサギ(一番右)

なんか見ているだけで、なんか和んでくるこの両種。
春まで仲良く過ごしてくださいね♪

□福津市:JUNE□
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ヒヨドリのヒナ保護!?

「ヒナはほんとうに拾わない」です。
巣立ちヒナは拾ってはいけないと承知していたのですが、まさか自分が・・・。
7月15日、蝉時雨が暑さを増す午後のことです。同僚が職場の駐車場で小鳥のヒナを見つけました。孵化後10日程の尾羽もほとんど伸びていないヒヨドリがコンクリートの上で鳴いています。そばでは親鳥が2羽、心配そうに騒いでいます。他にもヒナが2羽いますがこちらはなんとか飛べるようです。傍らの大きなタブノキに巣を探しますが見つかりません。安全な場所にヒナを移し、午後3時から1時間半おきに様子を窺いますが状況は変わらず。夕闇迫る7時半、他のヒナの姿はなく、この一羽だけが半目を閉じ衰弱しきってじっとしています。親鳥たちの悲痛な鳴き声が響きます。迷いましたが、野良猫の餌食にするにはしのびなく手を差し出すと、大人しく手の平の中へ。小さな命はあたたかくはかなげでした。親鳥の声に後ろ髪をひかれましたが、連れ去ってしまいました。全く冷静さを欠いた誘拐行為でした。親鳥がそばにいれば餌も運んでくれ守ってくれますし、ヒヨドリの巣立ちは早いとも後で知りました。無知で愚かでした。ヒナや親鳥にすまないと今でも後悔しています。
自宅に連れ帰って様子を見ると、ぐったりしています。取り急ぎミルクにハチミツを溶いてへらでやると嘴を開けて食べてくれました。しばらくすると瞳にわずかに生気が戻りました。そこで段ボール箱に新聞を刻んで入れ、にわか仕立ての鳥カゴにしました。次に餌や保護先など今後の問題をなんとかしなければと考えますが、結局困り果てて会員の詳しい方にメールで問い合わせました。すると、親鳥に返すのがベストだが、親鳥がもういなければ自分が親になるしかないとの回答でした。また餌はとりあえずペットショップで売っているミルワームを与え、昆虫類(バッタやイモムシなど)やミミズなどを生きたまま与えるように言われました。また,「自然のものは自然の摂理に任す。」ともご教示いただき、全くそのとおりです。
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後日、保護した場所にあるタブノキの樹冠に枝を集めた巣を見つけましたが、すでに空き家。親鳥は見つからず、自分でヒヨドリの育て親になり今日に至ります。好物のミカン、バナナを与え過ぎ消化不良を起こしたり、がっくりと腰を落として一日中じっとしていたときは病気かと心配しました。ネットで探した他県の鳥獣保護センターに相談すると、リラックスしているだけとのことで安堵しました。野生ですので、ペットのように扱わないよう気をつけても、家で放し飼いですので人慣れしてしまいます。野生に返れるのかと心配ですが、野生は失われないそうです。放鳥時期は自ら旅立つときだそうで、産毛が抜け体力が出来た頃がなお良いとのことでした。餌が豊富で仲間もいる放鳥場所をずっと探しています。もう旅立ちはすぐそこのようです。皆さんがこの顛末報告を目にされる頃、彼は仲間と山野にいるでしょう。もう自然の摂理に反してヒナを拾うことはありません。
空が高くなり住宅地にもヒヨドリを多く見かける季節になると、彼の姿を探してしまうでしょう。

□投稿:ひよどり□

会報連動★ムシクイの声を聞き分ける 11.08.02

亜種メボソムシクイvs亜種オオムシクイ、エゾムシクイvs ウスリームシクイ

これらのムシクイ類はそれぞれ、見た目と地鳴きは極似していて識別はなかなか大変なのですが、幸いさえずりが明確に違うので春の渡り時期には、このさえずりで識別できます。
呼び名が変わったりややこしいですが、野鳥の世界はまだ謎がいっぱいですね。
以下は地元(福岡県福津市あたり)での記録がベースで、北部九州以外ではまた違ってきます。

■亜種メボソムシクイ
飛来時期:4月20日頃~5月上旬が中心だが、個体数は多くない。
時期的に亜種オオムシクイとは入れ替わる感じ。
さえずり:「ジョリジョリジョリジョリ」の4拍子。
メボソムシクイの声(2011.05)

■亜種オオムシクイ
飛来時期:亜種メボソムシクイとは入れ替わる感じで、5月中旬~6月中旬を中心にまとまった数が飛来し、多数のさえずりを耳にする事も多い。
さえずり:「ジビジョジビジョジビジョジビジョ」の3拍子。5月の久末ダム探鳥会でみんなで聴いたのがこの亜種のさえずり。
補足:メボソムシクイの亜種で、長年「亜種コメボソムシクイ」と呼ばれてきたが近年これとは別の亜種と判明。最近はBirder誌でも亜種オオムシクイの表記になった。
オオムシクイの声(2011.05)

■エゾムシクイ
飛来時期:4月20日頃~5月上旬が中心で、個体はそこそこ多い。
さえずり:「ヒーツーキー ヒーツーキー」という独特のさえずりで、すぐにそれとわかる。
エゾムシクイの声(2011.04)

■ウスリームシクイ
飛来時期:4月末~5月前半が中心。かなり珍鳥の部類だが、さえずりを知っていればここ数年は毎年のように確認できている。
さえずり:「フィリフィリフィリフィリ」という虫の声の様なさえずりの他、「シッシッシッシッ」というさえずりもあるとの事(私はまだ耳にした事が無い)。
補足:現在ではエゾムシクイとは別種扱いとなったものの、今でも日本国内の出版物では本種に関する記述は少ない。なお、かつては「キタムシクイ」と呼ばれた事もある他
分布域から「アムールムシクイ」と呼ぶ方が適切との提唱もある。
ウスリームシクイの声(2011.05)

□情報提供:福津のJUNEさん□

ただいまお食事中 11.06.06

ちょっとナマナマしい写真がありますのでご注意を。
地元ではありませんが、5月5日に山口県萩市で見かけた光景です。

ふと岩場を見ると、イソヒヨドリ♀が大きなトカゲ類を捕えていました。
DSC08880.jpg DSC08882.jpg
しばし格闘した後、無事に飲み込んだように見えたのですがなんとなく目を白黒させてる感じ(??)
DSC08883.jpg
よ~く見ると、トカゲも「食われてなるものか!」とイソヒヨの顔を、後ろ足でむんずと捉まえています。
う~ん、なんという執念...
DSC08885.jpg
それでも数分後には、ついに力尽きてイソヒヨのお腹の中へ。
ちなみに、すぐ側にはイソヒヨ♂が
まるで応援するかのごとく、さえずっていました。

□福津市:JUNE□

コゲラの巣づくり 11.05.20

5月4日11:00頃 春日公園の事務所内で作業中、ごく近くでコゲラの声がしました。
双眼鏡を手に飛び出したところ、事務所北西側にあるベンチ横のケヤキを昇り降りするコゲラを発見。カメラを取りに事務所に戻り、急いで戻ると南西側の植え込みに向かって飛び去りました。ソメイヨシノの木に飛び込むのを確認し、耳を澄ますとドラミングの音が聞こえました。
餌採りだろうと思っていたのですが、その音が長いため「ひょっとして」と思い、離れたところから観察することにしました。
生きていそうな(まだ充分に硬そうな質感の)桜の木の、高さ1.5mくらいの所にに大きめな表皮を剥いだ箇所があり、その中に小さめの穴を開けていました。やはり硬いのか、なかなか穴が開きません。
110504kogera01.jpg
5月4日14:00   
          
翌5月5日、穴は見事な円形となり、どんどん掘り進みました。脳震盪を起こすのではないかとの心配をよそに、掘り進みます。途中で明らかに交代するのが観察できましたので、雌雄2羽での共同作業のようでした。
110504kogera02.jpg
5月5日16:00

多くの来園者がありましたので、望遠鏡にCCDカメラを取り付けテレビに繋いで生中継をみんなで観察しました。
また、屋外でも、コゲラに影響を与えないように遠く離れた箇所に望遠鏡を設置し、T先生に案内役をお願いし、みなさんに楽しんでもらいました。
「えっ、こんなところにいるんですか」「テレビでしか見たことがなかった」「感動的ですね」などの声があがっていました。
5月6日には体全体が入る穴となりました。時折、中から顔を出して、やや口を開き気味にして休憩をします。多少お疲れ気味のようです。
110504kogera03.jpg
5月6日 16:00

無事産卵し、巣立つことを祈っています。

□投稿:代表O□

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